ネット銀行(ネットバンク)のほうが得する?ネット銀行のメリット・デメリット

更新:2020年09月19日 投稿:2020年09月19日
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今日のテーマは「ネット銀行(ネットバンク)」です。私の周りだと、ネット銀行を使っている人はまだ少ない印象があります。
私自身も、口座は持ってはいるものの、メインで使っているのはネット銀行じゃなかったりして…。
でも最近、ネット銀行の方が便利で、手数料や預金金利の点でお得だという話をよく聞きます。
そこで今回は、独立系ファイナンシャルプランナーの曽根田夏樹さんに、ネット銀行の基礎知識を教えていただきます!

よろしくお願いします!
山田的ポイント!
  • ネット銀行(ネットバンク)とは、銀行窓口、独自ATM、通帳を持たないネット上の銀行のこと
  • 24時間自宅にいても取引ができる、手数料が安い等のメリットがある
  • 実店舗がない、通帳がないなど大手銀行との違いもある
動画で解説!

ネット銀行とは

ネット銀行
ネット銀行とは、銀行の窓口や独自のATMや通帳を持たないネット上の銀行です。
自宅にいながら24時間いつでも以下のような手続きができて、とても便利なんです。

  • 残高や出入金明細の照会
  • 振込や振替等の銀行取引

実店舗がないので人件費や土地代を削減できる分、手数料が低かったり、大手銀行より預金金利が高かったりすることでも知られ、次世代の銀行と言えます。
窓口や実店舗を持たないことも多いので、不安になるかもしれませんが、いつでもネット上からアクセスしてやりとりができるので、自分の時間も確保できます。
大手銀行と提携してATMが無料で利用できたりと、消費者にとって便利なサービスも提供しています。
主に、ジャパンネット銀行・ソニー銀行・楽天銀行などが日本でも有名になりました。

ネット銀行の歴史

では、ネット銀行の歴史をお話ししていきたいと思います。

ネット銀行は、ジャパンネット銀行が2000年9月19日に設立し、日本で初めてのネット銀行をスタートさせました。
約20年も前からあったんです。

そんな前からあるイメージなかったです!
インターネットが始まって割とすぐって感じですよね?
インターネットバブルが起きてからすぐに、銀行側も同じように動いているということですね。
ネット銀行が始まる以前は、店舗以外で銀行取引を行うためのサービスとしてテレフォンバンキングが提供されていました。
テレフォンバンキング?
初めて聞きました!
みなさん固定電話って使ってましたよね?
固定電話を使って、残高照会や振込等の銀行取引を行うサービスのことを、テレフォンバンキングというんです。
電話で「残高いくらですか?」とか「○○に振り込んでください」っていうのをやってたんです。

主要ネット銀行

今の主要ネット銀行としては、以下の9つが挙げられます。


今の主要ネット銀行
  • 楽天銀行
  • イオン銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • SBJ銀行
  • あおぞら銀行 BANK支店
  • ジャパンネット銀行
  • auじぶん銀行
  • 新生銀行
  • GMOあおぞらネット銀行
結構ありますね!
楽天市場とかでショッピングされたりする方も多いと思うんですけど、楽天もショッピングの会社ではなくて、こういった銀行も行っているんですね。
私も楽天銀行は唯一持っています。でも最初に楽天が銀行をやり始めたと聞いた時はちょっと不安でした。
楽天市場で有名だった会社が、銀行やったところでどうなんだろうっていうイメージはありましたね。
今ほとんどの企業がファイナンスの方にサービスを出しているところが多いです。
例えばこの中だとイオンとか。イオンもショッピングが有名ですし、auも元々はインターネットや携帯で主に有名でしたが、銀行もやっていたりとか。

ネット銀行のメリット

ネット銀行のメリットは6つあげられます。

その1.いつでもどこでも取引ができる

ネット銀行では、銀行窓口やATMに行かなくても、パソコンやスマホから、口座開設、預金、振込、振替、残高照会など、さまざまな手続きが行えます。

口座開設も通常だと、銀行の営業時間が15時までとなると…
早いですよね!仕事休まなきゃいけなくなりますよね。
ネット銀行だと、24時間口座開設できるので、銀行に行かなくても口座開設できるというのはメリットですね。
忙しい方に便利ですよね。

その2.ネット銀行の手数料は比較的安い

なんといっても、普通の地方銀行や大手銀行よりも手数料の安さが目立ちます。
全国のコンビニにあるATMを利用して預け入れや振込もできますし、手数料が無料の場合も多いです。
従来の銀行の振込手数料は、窓口では600〜800円くらいです。

けっこう高いですよね、振込手数料…
意外とこういう振込とかそういったものは高くなっていますね。
ネット銀行の場合ですと、ATMでは無料〜300円くらいと低く設定されています。
なるほど。
今後も預金手数料という形で、預金しているだけで手数料が取られていくような形も導入されると言われています。
手数料をどれだけ抑えられるかということを、みなさん意識されるのではないかと思います。
その預金手数料というのは、ネット銀行でも取られるんですか?
おそらく取られるのではないかと思います。

その3. 預金金利が他の都市銀行や地方銀行より少し高い

ネット銀行
現在、従来の銀行の普通預金の金利はゼロに限りなく近い中、ネット銀行の金利は比較的高い傾向にあります。
実店舗がない分、固定費がかかっていなかったりして、そういった分を金利のほうに回せるからです。
地方銀行や都市銀行と比べて多少なりとも高いので、少し金利がほしいなという方はネット銀行のほうがいいのかなと思います。

その中でも銀行によるということですよね?
調べると、金利がいくらなのか出てくるので、ご自身が求めてる金利で口座を開くというのも手かなと思います。

その4.24時間利用できる

先ほどの「いつでもどこでも取引ができる」でもふれましたが、店舗がある銀行で手続きができるのは営業時間内のみです。
しかし、ネット銀行なら、パソコンやスマホで24時間いつでも手続きが行えます。

お仕事で時間がない方や家事で忙しい方でも、5分もあれば取引ができるので、非常に便利だと思います。

その5.ATMとも連携している

窓口や自社のATMを持たないネット銀行の場合、お金の出し入れはコンビニやスーパーなどにある提携ATMを利用します。
銀行によりATMの提携先や利用手数料が異なりますが、どこでもいつでもATMを活用できるというのがメリットです。

その6.預金保護(ペイオフ)の対象

ネット銀行
みなさんが銀行に預けているお金はペイオフ対象なので、もし銀行が倒産した場合、この預金保護=ペイオフ制度によって、日本だと1,000万円まで戻ってきます。

例えば3,000万円を持っていたとします。
3,000万円を一つの銀行だけに置いていたら、その銀行が倒産した場合は、3,000万円丸々戻ってくるわけではないんです。
1,000万円しか戻ってこないんですね。
3,000万円持っているなら、3つの銀行に分けておくことが必要です。
同じようにネット銀行でも、従来の銀行同様、国から許可を受けた銀行なので、すべてのネット銀行が預金保険機構に加入しています。
破綻した場合でも元本1,000万円までの円預金と破綻日までの利息等は保護されます。
ですので、ネット銀行に預けたお金がなくなるということは基本的にはありません。
他の銀行に比べると歴史が浅いので、なんとなく「大丈夫かな?」「なくなっちゃうんじゃないかな」と思っていたんですが、大丈夫っていうことですよね。

ネット銀行のデメリット

では、ここからはみなさんも気になっているであろうネット銀行のデメリットについてお話ししていきます。

その1.ID・パスワードを忘れると利用できない

ネット銀行では、セキュリティのためにIDやパスワードを設定して利用します。
このIDやパスワードを忘れてしまうとログインができず、本人でも取引ができません。
パスワードを複数回間違えると、セキュリティ上、アカウントは自動的に利用停止されてしまいます。
カスタマーサポートに電話やメールで連絡をして復旧してもらう必要があります。

緊急でお金を動かしたい場合、パスワードを忘れてしまってお金を動かせないということもあるかもしれません。

その2.システムメンテナンス中は利用できない

事前に告知はありますが、ネット銀行もシステムのメンテナンスがあります。
ネット銀行は24時間いつでも利用可能ですが、システムメンテナンス中の時間帯はサービスを利用することができません。
利用者への影響が少ないように、システムメンテナンスは深夜に短時間で行われることが多いです。

深夜帯で取引したいという方は、少し影響を受けてしまうかもしれませんね。

その3.PC・スマホの操作ができない方は不安

ネット銀行なので、ネットの操作方法、例えばログイン時にパスワードをどうやって入れるのかとか。
2段階になっていたりとか、最近パスワードも複雑ですよね。
もちろん最初に窓口の方に教えてもらえるので、スマホの操作が難しいという方は、一回窓口の方に相談して覚えると簡単です。

その4.引き落とし口座に指定できない場合がある

ネット銀行の口座は、公共料金や税金の引き落とし口座に指定できない場合があります。
その場合は、引き落とし可能なクレジットカード払いやコンビニでの支払い(収納代行)等を利用することになります。
最近は緩和されてきているので、公共料金の引き落としもできるようになっていると思います。給付金関係の受け取りも可能です。

その5.セキュリティには注意が必要

ログインするだけで取引できる便利なネット銀行は、その手軽さが魅力である反面、セキュリティには注意が必要です。

みなさんここが一番心配されるのではないでしょうか?
そうですね。。
銀行自体もお金を取り扱っていて、お金を守らなくてはいけないので、そういったセキュリティ部分はしっかりしていると思います。
実際に不正な取引があった場合は、保障される制度も入っています。
ネット銀行における不正な引き出しについては、全国銀行協会が2008年に「インターネットバンキングで預金を不正に引き出された際、銀行に過失がない場合でも預金者に過失がなければ、全額を保障する」と発表しました。
「私は何もしていないのに、勝手に不正な利用がされた」という場合でも、しっかりと保障があるということです。

その6.実店舗がない

わからないから窓口に聞きに行こうとされる方もいらっしゃるかもしれませんが、「あれ、店舗がないわね」となると思います。
実際、実店舗はほとんどありません。
ネット銀行のほとんどは、店舗や自社のATMを持たないため、お金の出し入れはコンビニのATMや提携ATMを利用します。

色々相談したい場合は、サポートサイトからメールや電話で相談することになります。
お金の引き出しや振込は全てATMで行いますが、一部のネット銀行ではこの手数料が無料になるサービスがあるので、非常にコストを下げて利用できます。
なるほど。
じゃあその一部の無料になっているネット銀行を使った方がいいですよね。

その7.通帳がない

ネット銀行

私も最近はもう通帳の記帳はしていないんですけど、周りには毎回記帳してるっていう子もいるので、この点は気になる方もいるんじゃないかなと思います。
やはり通帳文化があると思うんですけど、海外の人って通帳使わないんですね。
スマホで残高や取引状況を見るのが主流になので、今後通帳というのも不要になってきます。

通帳を持つことに慣れていると思いますが、ネット銀行では口座情報にアクセスすると、取引状況を確認できます。
WEBサイトやスマホアプリが通帳代わりになる点はメリットですが、通帳が良いという方にとっては少しデメリットになるのかなというところですね。

銀行口座の選び方

実際ネット銀行を開設する際、最終的に投資もすることができます。

日本人が口座を持っている理由としてあげられるのは、

  • 会社の給料の受け取り口座として指定されたから
  • 自分の住んでいるところから近い地方銀行・全国で使える大手の銀行だから
  • 母親や父親から、この銀行口座持ちなさいねと言われたから

この3パターンです。
海外の人が銀行口座を作るときに見るのは2つです。

  • お金が増えるか
  • 最終的に自分が投資をしたい株や債券などが買える口座なのか

1つめは「お金が増えるか」。
ネット銀行でも預金金利って違いますよね。
「地方銀行よりもネット銀行のほうが少し高い、だったらネット銀行にしよう」こんな形で決めます。
2つめは「最終的に自分が投資をしたい株や債券などが買える口座なのか」。
最終的には銀行口座を経由して投資をしていくということなので、お金を働かせていきたいわけです。

今回のまとめ

では最後に、結論をお話しして終わりたいと思います。

今後はやはりネット銀行が主流になってきます。海外では当たり前です。
紙ベースではなく、自分で全てネットで完結できるというのが次世代の銀行のあり方にもなると思いますので、
今から時代に沿ってまず一つ、口座開設をしてみるのはありかもしれません。
運用していく際にもネット銀行は便利です。
ネット銀行を経由して、そこから株式や債券を購入していく時にも便利です。

最近は大手銀行でもアプリがありますよね。
アプリで送金等もできるので、それだけ見ると「ネット銀行とあまり変わらないんじゃないか」と思うこともあります。
でも一番の違いは、実店舗がないという点で、手数料や金利に差があるという考えでいいんでしょうか?
そうですね。
ほとんど大手銀行でも、今はアプリを使ってネット銀行のような体制をとっているので、やはり手数料と金利の部分の違いが大きく目立ってきますね。

大手銀行も便利になりつつありますが、お得感でいうとネット銀行がオススメです。
資産形成という部分でも考えると、運用していくときにネット銀行には便利なんですね。
セキュリティ面が不安な方も多いと思うんですが、安全面も考慮されているということなので、
ぜひみなさんも口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

山田
岡山県出身、上京5年目の30代独身女性。
都内のITベンチャー企業で働きながら、個人でも仕事をしているフリーランス。

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